PBW銀雨PC 御鵺つづらの日記です。
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自分の胴をわしづかみに出来る鬼の一撃を横腹に食らったときは、さすがにもうだめかと思った。
「……」 鬼だって渾身の力でどついてるのに、かすり傷でけろっとしてるちびちゃいの見れば、 意地にもなるだろう。 「…………」 石化も食らい、炎に焼かれ、凍らされ、 四方八方鬼に囲まれ、どつかれまくり。 幾度も地べたに転がり、立ち上がり。 医療班に引きずられて、自陣に転がされた後、10分後にはまた走り出し。 月琴は殴打するものではなく、敵の腕をそらすために振るわれ。 膝を折ろうとする者に、強迫の癒しの歌をわめきたて。 戦場で、わたしは人を死なせはしなかった。 わたしは、わたしを死なせはしなかった。 そもそも、ディフェンダーに攻撃を期待してはいけない。 殴られるのが仕事。 その隙に削ってもらうのがポジションの仕事なんだから、任務全うしてる。 全うしてますとも。 怪我もなく。ああ、怪我もなく。 わざわざ好き好んで、激戦区で鬼の前に身をさらし。 命知らずの真似事をするくせに。 神経質に防具を固め、生きて帰るよすがを周到に用意。 そもそも、その口が歌うのは仲間ばかりか、自らも癒す歌。 そして、ポジション効果も発動してるわけだから。 怪我などする訳ないでしょう。 (自己暗示だ。怪我はするときはする) 怪我などする訳にいきません。 (自己暗示だ。するときはする) 玉砕を許されていない身なのだから。 生きて、帰ると約束してきたのだから。 (自己暗示。それで声が出るのなら、いくらでも自分を騙してやる) 日曜日に戦争だった御鵺つづらは、今日も興奮冷めやらぬまま、所属結社を走り回り。 ようやく、今、止まったのだ。 「帰ってこられた」 そういって、ようやく、にっこり笑った。 PR |
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プロフィール
HN:
御鵺 つづら
年齢:
31
性別:
女性
誕生日:
1993/01/15
職業:
高校1年生
趣味:
絵画
自己紹介:
トミーウォーカーのPBW・シルバーレインに参加しているPC、御鵺つづらの日記です。
シルバーレインがお分かりにならない方の閲覧はご遠慮願います。 御鵺つづらは架空の人物であり、実在の事象とは一切関係ございません。
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